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忸怩たる思いはないの?

最近は「事業仕分け」のニュースがまるでドラマのごとく話題になってますね。


遂にはノーベル賞受賞者まで顔を並べて、記者会見をするところまできました。
面子は凄いけど、なんだか可哀想。



先日つくばに勤めている友人と久しぶりにお茶をする機会があったのですが、彼女は先生方のせいで仕事が増えて大変だと愚痴を言っていました。

彼女はノーベル物理学賞を取った先生が勤めている某研究所にいるのです。


こういっちゃなんですが、朝から晩まで研究のことにしか頭になく、お金の使い道はおろか世間の常識も知らない学者バカならある意味、湯水のごとく税金を使ってもまあ、仕方が無い。

あるいは、日本の将来のために若手育成に情熱を傾ける教育熱心な学者ならそれはそれで素晴らしいことです。


でも実際は悲しいことにそうじゃありません。
中途半端なエリート意識だけが強くて、国際会議に出かけては遊興費を何とか税金で落とせないものかと頭をひねるせこい先生たちばかりです。

定年過ぎてもぶらっと顔を出して給料を貰う老先生とか。。。
机が残っているのも凄いですが。


彼女の研究所は、ノーベル賞受賞者がでたので、今年はどっと予算がついたそうです。

お陰で、予算消化のために先生たちは買い捲り、私用で使いまくってますが、まだまだ消化できないので仕事はどんどん増えるだろうといっていました。
何せ正当化できる理由を後付けしなくちゃならないんです。

まあ、年度末の道路工事みたいなものです。


若手向けプログラムも遣りたくてやっているのではなく、来年の予算が出なくなると困るから遣ったという事実が必要なのだそうです。

民間企業なら勝手にどうぞなんですが、全部税金です。



優雅な時代なら兎も角、まだ就職できない学生もいるし、仕事につけない人もいる。
介護に手が回らない人も、独居老人も。
右肩下がりの時代に過去の栄光と同じ使い方はできないでしょう。


国の政策としてどっちの優先順位が高いんでしょう。
パイは限られています。国債を発行しても誰が買うのでしょう?


勘違いしている学者には退場していただくこともたまには必要なのでは。

諸外国の研究機関ように、寄付を募る専門のセクションを置いて世界中を回ってお金持ちから寄付を集めるのも手でしょう。

中途半端な先生にはそういう仕事をしてもらって、本当に残したい頭脳の人だけ研究に勤しんでもらうとか、発想の転換が必要なのではないかと思います。

今時、頭脳流出にこだわることもないでしょう。
科学の世界はグローバル。好きな所にいかれては・・・

恵まれた環境でなければ研究ができないと言うのは、中途半端な学者の考えることだと思います。


記者会見をした先生たちも身内の実態を知っているから、内心忸怩たるものがあったのでは。

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