久々N響

秋の夜長、久しぶりにN響のコンサートを聴きに行ってきました。
お目当ては、グラズノフとスクリャービン。
この二つの名前を聴いたとたん、これは是非聞きに行かねばと即決です。然も、指揮はロリン・マーゼルというから何という幸運。

一曲目はチャイコの組曲第三番でした。私的には殆ど聞いたことのない曲で、何となく具だくさんのちらし鮨みたいな曲でした。最後のポロネーズで何とかまとまりましたっていう感じ。チャイコの散文でしょうかね。


休憩をはさんでお目当ての一曲目。グラズノフのヴァイオリン協奏曲です。
美しい旋律がライナー・キュッヒルの手で紡ぎだされてきて、思わずうっとり。この曲がもっと長かったらチャイコの協奏曲より有名になっていたかもなあ~なんていつも思います。もっと演奏されるといいのに。とってもロマンチックでしかも精緻な曲です。最後が明るく終わるのもいいですね。

最後はスクリャービンの法悦の詩。
いつもCDで聴いている時は近所迷惑を考えて音を小さくして聴いているせいか、今回は全く別物に聞こえました。それとも指揮者のせいなんでしょうか。あの調整的な和音が繰り返しながら登って行くような感じはまさに題名その通りでした。鐘の音が好き♪弦も管もいいです。

何となく、ホルストの「惑星」とかストランヴィンスキーの「火の鳥」がフレーズをパクっているように聞こえたのは気のせいなんでしょうか。
何度も聞いている筈なのに今回初めて気がついたのは、やっぱり生の音を聞いたせいなのかもしれませんね。やっぱり生の音楽はいいですね。
とっても熱のこもった指揮でN響も乗ってた感じです。

12月の第九もノリトンが振るというので久しぶりにN響にしてみました。こちらも今から楽しみです。
さて、今からCD聞き直そうっと!

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アーノンクール、聴いてきました

アーノンクールのコンサートを聴いてきました。
生で聴くのはこれが初めて。最初で最後です。

月並みですが演奏はとてもよかったです。
バッハやハイドンとはまた違った感じですが、生で体にストレートに響いてくる演奏でした。
普段聴き慣れたモーツァルトとはかなり違います。
ラックナーの奏でるポストホルンの音もすてきでした。


最終日の今日は、全ての演目が終わった後も拍手が鳴りやまず、団員が下がった後でも拍手が続いて、アーノンクールが3回も挨拶に出てきました。

ファンが小さな花束を渡すととてもうれしそうにしていました。とってもアットホームな感じのコンサートだったのは彼の人柄ゆえなのかもしれません。

あんなに元気に指揮をしているのだから、是非また来て欲しいですが、海外公演はこれが最後というお話なのでとっても残念です。


演奏会の後はアーノンクールに乾杯して近くのホテルのバーに行きました。
今日はマンゴ尽くし。
こちらはマンゴドロップです。


季節のピザも美味しかった。

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CD選びも結構難しい

最近CDを買い始めました。
普段はBGMで聞いているので、お気に入りの曲以外は大抵激安ショップの廉価版で済ませています。



その昔耳にたこが出来るほど聞いた曲は、今までずっと買わないできたんですけど、最近になってそろそろまともなCDを買ってもいいかなって思うようになりました。
(入門なのに連れが一度もまともに聞いたことがないって言うのも、心境の変化の一つかも)

お陰で我が家には未だにベートーヴェンの交響曲も無い。あ、第9はありました。
つい最近やっとブラームスを買いました。(4枚で済むので)



CDショップに行っても、一杯あってどれにしようか悩みます。
その道の通というほど拘りがあるわけじゃないので、考えないでいるとつい定番のカラヤン&ベルリンフィルにしてしまいます。

彼にしておけばまあ、間違いないって思っちゃうので・・・・
(アダージョなんて好きです。。。)


でもそれだとあまりに芸が無いので、今回はあえて彼を避けました。

とはいっても、欲しいのはブルックナーの第五番(原典版)です。
ちょっと思い入れのある曲なので改訂版では困るんです。

なかなか思ったのが無いんですよねえ~
態々取り寄せるほどじゃないし、高額CDは避けたいし。5番は7、8番ほど種類が無かった。
(まあ、クラシック音楽の揃っている店は限られるし。。。早くヤマハのビル出来ないかなあ・・・)


結局、オーソドックスなショルティにしました。


ついでにマーラーの第一番「巨人」も買う気になったので誰にしようか悩んだんですけど、今まで1枚も聴いたことがないデイヴィッド・ジンマン(チューリヒ・トーンハレ管弦楽団)にしました。

彼の編成が面白そうだったのと、マーラーが削除した「花の章(ブルーミネ)」が入っていたから。花の章は聴いたことがありませんでした。
何で削除しちゃったんでしょうね。個人的には悪くないと思うのに。
思ったよりナイスなCDでした。



それにしてもCD選びは大変です。
「お勧め」とかで事前に勉強してから買いに行けばいいのかもしれないけど、ふと思いつきでCDを買うのでつい忘れちゃうんですよね。

するとつい定番のカラヤンになっちゃうんです。
何とかせねば。。。

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二度美味しいオペラでした

今回も興奮冷めやらぬうちに書いておかないと・・・直ぐ忘れる。。。。
(老化だな。。。)


まず、よかったです。
フィデリオを初めから通して全部見たの今回が初めてなんですが、滅多に上演されないのが惜しいです。もっと上演されてもいいと思いました。

確かに、モーツァルトみたいな軽妙さに欠けるしベルディのような浪花節にも乏しいかもしれないけど、如何にもベートーヴェンらしいオペラです。
一幕最初の4重唱なんてオケとのハーモニーが美しくてのっけから涙が出る。。。。


2幕の出だしのアリアなんて、まるでワーグナーみたい。



マルツェリーネ役の声はとても可愛らしく、ロッコ役の方もうまいですね。
アリアに役柄が滲み出て素敵でした。

2幕にしか出てこないフロレスタン役のテノールの声は痺れるくらいいい声でした。レオノーレ役は全般にそつがない感じです。(後は演技力かな。。。)

囚人達の4部合唱も素晴らしい。男性の声が陽の光を求めて歌う時底力を感じました。演出も自然でいいんですよね。




舞台の上が素晴らしい一方で、一つ難点を言わせて貰うと、ホルンが。。。。
おーい、何とかしてくれ~と言う状態でした。

特に1幕はもう駄目だしの連発です。ウィーン国立歌劇場管弦楽団のホルンがこんな体たらくでいいのか!練習不足なのと、けちを付けたくなる気分でした。
ウィーンフィルと同じレベルを望んではいけない???
(征爾先生可哀想~)


代わりといっては何ですが、今回初めてティンパニの音がこんなに甘くて色っぽい音だとは知りませんでした。実にいい音なんです・・・

トロンボーンは滅多に出番がないけど実に効果的な出方をしているんですね。
(3本あるけど、3本目はレオノーレにしか出てこない・・・・レオノーレが終わるとみんな出番がない。。。ワーグナーじゃないからな・・・)

弦はもう何も言うこと無いです。



休憩中、ホルンの文句を言いつつ素人の俄かコメントで盛り上がった所で、2幕の始まりです。

母は、フロレスタン役のローバート・ディーン・スミスの声に超ご満悦。
確かにいい声です~~



15番目の歓喜の歌のアリアが終わると一旦幕が下りて、レオノーレ第3番が始まりました。
もうここだけ切り取って別のコンサートで聴いてもいいくらい超素晴らしい。
小澤征爾の腕が自在に動きこぶしも上がります。。。
ああ~、二度美味しいオペラだわ♪


最後のフィナーレを聞くと、ハッピーエンドでも滅多に上演されないのが分かる気がしますが、その代わり第九を聞いているような崇高な気分になれます。


後半(2幕)になってオケが目覚めたように素晴らしく、筆が走るように弓も走り混声合唱も盛り上がりソリストも高らかに歌い上げて大団円でした。



カーテンコールは嬉しくなるほど何度もしてくれました。
電光字幕に「文化勲章受賞おめでとうございます」の文字が出て、会場が更に盛り上がりました。
お祝いも合わせての?超特大の花束です。


「ロバディーン」と叫ぶ掛け声を何度も耳にしました。きっと熱烈なファンなんだわ。




クラシックにそれほど興味がなく明らかに話題づくりできているようなおば様方がいらっしゃる一方で、オーケストラボックスの団員と挨拶を交わす知り合いと思しき方が意外に多いのも吃驚しました。

ムーティの時とはまた違うとても素敵な時間でした。
楽しい時間はあっという間に過ぎていく・・・・

余韻に浸りながらも、会場を出た途端、銀杏並木の独特なにおいでちょっと興が削がれたのが難点でしたが。。。


フィデリオは来月1日に最終日を迎えます。
1日にお出かけ予定の方、是非楽しみにお出かけくださいませ。


(ホテルニューグランドのハイティー)

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甘露、甘露!

興奮冷めやらぬうちに書いておかねば・・・


昨日は開場時間に合わせたかのように土砂降りの雨になりました。
着物やロングドレスで来た人にはちょっと災難だったでしょう。
傘をお持ちでない方もいらっしゃいましたので・・・・
(こんな時、駅と地下で繋がっていたらと思います。)



お清めの雨?が降った後の公演はもう何も言えないです。
極上の時間と言えば余りにありきたりですが、ムーティの音にとろけるよう。
思わず涙!

最近、モーツアルトでも前衛的な舞台が散見されるので、オペラの王道と言うかオーソドックスな演出は見た目にも心地良く、総合芸術の美しさを遺憾なく発揮した舞台でした。

当然オケもいいし、アリアもよくて舞台も美しいとなったらもうなんていっていいか表現の仕様がないです。夢心地とはまさにこのこと?

「風にも嵐にも」のアリアはとてもよかったし、「女は15にもなれば」は何回聞いても楽しい。
素直にモーツァルトを楽しめました。




生憎席が斜めだったので舞台の手前側の袖がよく見えず、効果的な演出を狙った船上での後半の掛け合いも見えませんでした。

その代わり何時も指揮者の背中しか見ることができないのに、指揮者の横顔が見えて楽しかった。
オペラグラスを持っていったお陰です。
ムーティは楽しんで指揮をしているように見えました。
(公演最終日だし、終われば打ち上げが待っているし・・・・)


デスピーナ役のアリアになると、左手ではっきりと意思表示をするような指揮をしていたのが目に付きました。
ノンノンの時は大きく首を横に振るし・・・


一番楽しかったのは、コントラバスです。
4人のうち2人が舞台を覗いているのが見えて面白い。特に3番目の彼はしょっちゅう舞台を見ていました。
登場人物が手前の方に出てくると立ち位置が彼の傍になるからなんでしょうか・・・

はじめは演奏の途中でチューニングをしているのかと思っていたんですけど、そうじゃないんですよね。

指揮棒よりも舞台を向いている時間の方が長い気がする。。。
特に教訓めいたアリアの時は多分本番でなかったら聴衆と一緒に笑いたかったんだと思います。
4人の中で彼が一番若いから他人事のように思えなかったかもしれない??

そんな風に思わせるほどとっても自然で耳に心地良く楽しいオペラでした。
キルヒシュラーガーの声もダルカンジェロの声もうっとり・・・

個人的にはテノールはもう少し艶っぽい声の方が好きだけど・・・今回の役どころだとシャーデのような声がいいんでしょうね。




欲を言えばカーテンコールの回数が少ないのがちょっと寂しい。。。。
ミュンヘンの時なんて、舞台の大道具の人が片づけを始めているのに一人拍手に応えて現れてくれたのに・・・・サービス精神ないな。。。


帰る時、休憩時に軽食を取ったホワイエの奥に打ち上げのための料理が並んでいました。
わあ、ここでこの後打ち上げがあるんだ~
ホテルでやらないのかなあ。。。移動時間が勿体無いからかなあ。。。
混ざりたいなあ。。。


帰る時には雨は止んで空は晴れていました。



征爾先生のフィデリオもとても楽しみです。
レオノーレ3番生で聞けて本当に幸せ。。。今からワクワク。。。
(帰りの電車が心配だけど)

こんなに毛色の違う音楽を自由自在に操れるなんてやっぱり世界一の歌劇場のことだけありますね。現金なもので久しぶりに腕の痛みも何処かに飛んでくれました。

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波動スピーカーって?

先日横浜の家具屋さんからDMが届きました。


家具の案内は分かるんですけど、その中に「波動スピーカーMSシリーズ」なるものの小さなパンフレットが入っていました。


波動スピーカーって何???一体どんな音なのかしら・・・?


音ってそもそも波ですよね。
態々波動というからには、何か特別な波形が現れるスピーカーなんでしょうか?
波動エネルギーを関与させるとは???


パンフレットによると、
もはやスピーカーではなく楽器なのだそうです。


ということはDCの音を忠実に反映しないということなんでしょうか。


私は弦の音が好きなので、余り硬質な音よりは柔らかい音の方が好きですが、波動スピーカーだと一体どんな音がするのでしょう??


パンフレット内のお客様の声には、すごい絶賛の言葉が並んでいますが・・・・

  • 心も体も水で洗われるよう
  • リラックスする
  • 初めての音
  • 部屋中がボディソニックみたい
  • 宇宙の音に近い
  • ミラノ・スカラ座にいるみたい
    etc・・・

如何やら大層癒される音のようです。それほど凄いなら一度は聴いてみたいけど、何せ足がこうでは出かけようがないし。。。。
残念だわ。

このスピーカーは普通のスピーカーと違って、対ではなく円柱形を横にした形をしていて1本で聴きます。


東京国際フォーラムAホールのエントランスに置いてあるそうです。
どなたか聴かれた方がいたらぜひ感想をお聞かせくださいね!


因みに我が家のスピーカーは普通のDENONです。

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