わたしたちの宣戦布告

サービスデーを利用して、bunmamuraで映画を見てきました。個人的には「最強のふたり」より良かった。
難病の子供を抱えた夫婦の奮闘を描いた実話をもとにした映画です。「最強のふたり」も実話をもとにしているけど、こっちの方がすんなり入るお話。半身不随の億万長者と最貧民ヘルパーとの友情というのは身近にないので、彼らのユーモアはあんまり理解できないから。

「わたしたちの宣戦布告」は子供の難病に立ち向かう姿を描いているのだけど、若いカップルに突然降りかかった悲劇を大げさでもなく自然に描いている所が感動的でした。
とっても気に入りました。

ストーリー的な感想としては、最後は、この二人は別れてしまうのですが、これが実話なら、結局子供の看病生活は母親が引き受けると言うことで、父親は、重荷に耐えられなくなったということなんです。
つまり、母親はどんな状況でも、現実からは逃げられない、すべて一人で引き受けて最後まで子供の面倒を見るのは母親の役目というのが暗に見えていて、これはどの国でも同じなのかなと思うと、何となく腑に落ちない結末でした。子供が治るのが救いですが。

友人の感想はというと、こんな難病の子供を抱えた夫婦なのに、全然喧嘩もせず、(そういうシーンは一つもない)ひたすら前向きなのはフランスのカップルってかなり冷静なのねとのこと。

映画の後は「ドゥ マゴ パリ」でランチをしました。パスタランチはデザートもついてお得です。カップスープもついていました。


帰りに109の前で味覚糖が新製品のサンプルを配っていました。GUMIとGUUMを合わせた食感のタブレットだそうです。早速いただいたけど・・・・
どっちつかずなので好みは分かれるところでしょう。

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アーティスト

「月末で終わりになるから見ておいで。それが今日の宿題。」と言われて、映画を見てきました。

サイレント映画はチャップリン(かなり古いですね~)ぐらいしか知らず、あんまり興味がなかったんですけど、とってもいい映画だし、音楽も素晴らしいと、見た人が絶賛するので、遅まきながら見てきました。


確かにサイレント映画だけど、情感に合わせて音楽が流れてくるので結構感情移入できて見れたかな。
主演もいいけど犬のアギーの名演は想像以上でした。グローマンズ・チャイニーズ・シアターに足形を残しただけのことはありますね。引退なのは残念!

フランス映画だけどハリウッド。普段映画を見ない私には違いがよく分からないけど、外国人から見たハリウッドっていうことなのかな?
テンポよく進むのでなかなか好感のもてる作品になってました。

会話が出てこなかったので、字幕が無かったら本当の所は何て言っているのか分からないんですけどね・・・
唇の動きで英語が理解できたらすごいだろうなあ~

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最強のふたり

人に勧められて久しぶりに映画を見てきました。
何でもフランス人の約3人に1人が見た映画だそうです。
何も知らずに出かけたので、まあ割とよかったです。
コメディとシニカルな会話が絶妙なバランスでした。中にはちょっと笑えないのもあってフランス人のジョークは結構きついなあって思いましたけど・・・


映画祭の初日ということもあって始まる前にゲストの写真撮影がありました。映画祭ってこんな風に始まるんですねえ~
定刻に劇場案内があっても、設営が始まらず時間通りに進行しないのも、いかにもフランスらしいです。日本人のお客さんて忍耐強いなあ。。。

席がずっと後方だったので、携帯ではうまく撮れなかった。雰囲気だけ。。。



映画終了後にゲストのトークショーがあったけど、実際は監督への質問コーナーでした。業界人を除くと質問慣れしていないので、思いの丈を述べる人が多かった・・・
二人監督のやり取りが面白かったです。





9月1日から一般上映。
フランス映画に普段あまり縁のない人でも、理屈抜きで楽しめると思います。



帰りは久しぶりに葡萄屋によって焼き鳥を食べてきました。

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フランス映画

フランス映画の好きな知人と久しぶりに映画を見てきました。
「バートブレイカー」というラブコメです。
今日はレディースデイで、1000円で見てきました。こんな日があるなんて知らなかった。。。普段あまり映画を見ないのでこういう特典を活用したことがなかったんです。

さて、楽しみにしていたという彼女の感想は、よかったけど主人公(ロマン・デュリス)がもっとハンサムだったら・・・とのことでした。
私はというと、気持ちが若くなった(悲しいけど、おばさんの台詞です)気がする・・・
ヴァネッサ・パラディは実のところ名前だけで今まで全然知らなかったけど、この人がジョニー・デップの奥さんかと思ったら何となくチャーミングな気がしてきた。。。

まっすぐ帰るのも何なので、丸井でカフェに入ろうとしたら一杯です。平日の昼間なのに。。。
何処に入るか悩んでいるうちに、彼女が和光のティーサロンに行きたいというので初めて入りました。
和光って名前だけで敷居が高そうなんですもん。

マロンケーキは結構おいしかったです。ちょっと小ぶりなところが物足りないけど。。。
しかし店内は平均年齢が高くて、友人は老人カフェだと驚いていました。
私達でさえ浮いちゃう感じ~

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静かな映画

先月に引き続き、bunkamuraに出かけてきました。
今回は映画を見に。
1年に2回も映画を見るなんて、近年まれにみる快挙です。

題名は「ナンネル・モーツァルト哀しみの旅路」。

世の中、「がんばれニッポン」とか「みんなで頑張ろう」なので、ちょっと今時の風潮とはかけ離れた雰囲気の映画ですが。。。

あんまり期待していなかったのだけど、それなりに楽しめました。
頑張ってばかりで疲れた人には、ちょっと息のつける映画かも。

まあ、内容的にはこの時代ならではの、女性の挫折と悲哀に尽きる映画です。終盤に出てくる王女ルイーズの台詞がそれを端的に表しています。だから最後は諦め、諦観で終わっているので前向きになれる映画ではありません。
その代り、今の時代に生まれたことを改めて感謝できる映画かもしれないですが。

映像も音楽もきれいです。しっとり映画を見たい方にお勧め。
時代考証は正確ではないそうなので、その辺は割り引いて鑑賞しましょう。
気のせいか、来ている人の平均年齢が高いです。
若者には今一なのかも。

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人形アニメ「死者の書」はやっぱり難解?

美しい人形のアニメーションによる映画。
難解と言われる折口信夫の「死者の書」の映画化・・・・

NHKの「三国志」でお馴染みの川本喜八郎氏の気品のある人形がアニメーション映画になって、然もそれが何と「死者の書」・・・・Aonp1 
映画なら内容が分かりやすくなって私でも理解できるかも!
実は難解と言われて名前しか知らなかったのです。
そんな難解な本が本当にアニメにできるのかその辺も興味が湧きました。

もうこれは映画館に足を運ぶしかないと思っていたら、友人がメールで偶然にも死者の書を見たいと言ってきたので早速岩波ホールに出掛けました。
彼女とは何故か以心伝心な所があるのよね・・・・・Man12b_1

最終時間ということもあるのか映画館は思ったより空いていました。
アニメだから万人受けしないのかしら・・・・・・

人形は想像していた通りとっても綺麗・・・・Man13e
登場人物の性格を映した見事な顔に、着物の色彩もとても綺麗。ユーモラスな表情の人形は見ていてとても楽しい。。。
人形の動きも細やかでとても丁寧な駒撮りでした。

ではでは、作品の難解度はどのくらい優しくなったかというと・・・・・
うーん、確かに原作の小説を読むよりは数段に分かりやすいとは思うのですがでも正直私にはちょっと難しかったと言うのが本音です。

まず、主人公の名前からして郎女(イラツメ)です。小説を読む時は文字から入りますが、映画だと当然全て音で頭の中に入ってきます。
だから
ムサノチオモ、
ショウサンジョウドブッセフジュキョウ
ヨコハキカキツ・・・・
頭の中で音だけが響いて日本語に翻訳されない!?一瞬の遅れが作品に付いていく反応を益々遅らせてしまいます。

そして、時々聞こえるナレーションの擬声語が普段聞き慣れない音なのでどう理解していいのか戸惑ってしまいます。
擬声語は原作の表現のままなのですが・・・・心で理解するには只耳を済ませるだけでは無理なような気がします。

ではストーリーはそんなに難しい話なのかと言うとそうではありません。

聡明で美しい主人公郎女は1000巻の写経の誓いを立て、満願成就した時二上山から大津皇子の霊と重なる仏の姿を見ます。この霊に導かれて二上山の麓の寺に行きそこで皇子の霊に捧げる蓮糸曼荼羅を織り上げる、というお話です。
大津皇子が死ぬ前に見た耳面刀自への執心から面影の似る郎女の前に姿を現し思いを遂げようとして彼女の枕元に現れます。
この辺りの情感は、確かに生身の人が演じるより人形が演じた方が綺麗だと思います。

映画を見たから少しは分かるだろうと思って文庫を買ってみましたが、やはり難解ですね・・・・・
固有名詞等にカナが振ってあるけど旧仮名遣いは読みにくいし、歴史的素養が要求されます。
その上、文章を流れる時間は過去に戻ったり先に進んだり、場所もいつの間にか動いている・・・・・・
読み終わるのに未だ時間が掛かりそうだわ。

因みに映画では内容を分かりやすくするために、中将姫伝説や系譜など歴史的背景を実際の映像を使って冒頭で説明しています。
歴史に興味のある方は一度お出かけ下さいませ。Msfl13b

川本喜八郎公式サイト:http://www.kihachiro.com/index2.htm

Man13d_1 余談ですが、物語に出てくる大津皇子というのは天武天皇の息子です。
天武天皇と言えば天智天皇の死後その息子の大友皇子を殺して天皇になった天智天皇の弟です。
天武天皇の死後、妻の鸕野皇女は持統天皇として即位しますが、彼女は自分の息子草壁皇子に跡を継がせたいと考え文武両道に秀でた大津皇子をデマを流して殺してしまいます。
当時皇位継承争いは骨肉の争いで、紀子様の御懐妊でマスコミが騒ぎ捲る今の平和な時代とは大違いでした。

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癒しの映画・・・博士が愛した数式

今日は最近見た映画の話Man12g_1

実は映画館で映画を見るなんて本当に久しぶり。
大抵大袈裟な前宣伝でがっかりすることが多いから、普段は見たいなと思ってもそのうちテレビでやるだろう・・・・で終わってしまう。
そんなお尻の重い私が映画館に足を運んでみたのは、80分で記憶が途切れるという設定が妙に頭に残ったから・・・・

だって不思議に思いません?
今やっていることも80分経つと、何でこんなことしているんだろうとか、如何してここにいるんだろうとか思うわけですもの。
心の葛藤は起きないのかしら????
そんな私の疑問に答えてくれるのか気になって・・・・・

結局、映画はその疑問には答えてくれませんでした。
(原作を読んでいないので原作にはあるのかもしれませんが。)

でも、映画を見てとっても癒されました。
時代設定は日本の古きよき時代、何処かのんびりして未だ人々が齷齪働いていない頃・・・・
とにかく自然の映像がとても綺麗。。。。
あれは小諸の風景なのでしょうか。
櫻や梅が咲き誇り、川や滝の美しい流れの風景は、日頃都会のビルの中に埋もれている身には実にほうっとさせられるものがあります。

それに現実には考えられないほど心の純粋な家政婦さん。。。。
博士と家政婦さんのやり取りは実に楽しかった。
実際の家政婦さんはこうも行かないでしょう。80分毎に同じ説明をしなくちゃいけないんですから・・・・・

実数だ、虚数だ、eだ、πだと遥か昔に忘れていた数学のお話もあり、久々に脳の活性化もして?十分楽しめました。
これが人間模様の映画だったら博士と義姉の過去をドロドロ暴くような展開になるのでしょうが、むしろそこを抑えているのがほのぼのした映画のいいところでしょう。
(別れて暮らさなければならない理由があるようには思えないけれど・・・)

万人受けするハリーポッターのような娯楽性は無いけれど、人の気持ちが純粋になれるには丁度いい時間の過ごし方ではないでしょうか。

癒しを求めていらっしゃる方、是非一度映画館に足を運んでみてはいかがですか。。。。Msfl13b_7

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